ブラウン管テレビの処分方法|費用と引き取り先

ブラウン管テレビの処分は、液晶テレビと同じく家電リサイクル法で方法が決められていて、自治体の粗大ごみには出せません。古い製品が多いため、メーカーが無くなっていたり、別の会社に引き継がれていたりして、リサイクル料金の調べ方に注意が必要です。

この記事では、家電リサイクル券センターと経済産業省の公式情報をもとに、ブラウン管テレビの処分方法、メーカー別のリサイクル料金、引き取り先をまとめました(2026年10月26日時点。料金は2026年7月1日現在の料金表)。

家電リサイクルの対象になるブラウン管テレビ

家電リサイクル券センターの料金表では、家庭用のブラウン管式テレビ(電池で動くものも含む)、ビデオデッキ(VTR)を内蔵したブラウン管テレビ、ラジカセ一体型のテレビなどが対象とされています。一方、プロジェクションテレビは対象外です。パソコン用のブラウン管モニターは、家電リサイクルではなくパソコンリサイクルの扱いになります。

テレビと一緒に引き取れるのは、ワイヤレスリモコン(電池は除く)、着脱式の付属専用スピーカー、電源コードやスタンドなどの付属物です。リモコンの電池、テレビ台、取扱説明書などの印刷物は引き取れません。

ブラウン管テレビの処分方法

ブラウン管テレビの処分方法(経済産業省のFAQより)
方法 こんなときに 料金
新しく買うお店に頼む 液晶テレビなどに買い替える リサイクル料金+収集運搬料金
買ったお店に頼む 買い替えないが、買ったお店が分かる リサイクル料金+収集運搬料金
市町村の案内に従う 買ったお店が分からない・閉店した 市町村の案内による
指定引取場所に持ち込む 自分で運べる リサイクル料金のみ

経済産業省によると、液晶テレビを買って、古いブラウン管テレビを処分する場合も、同じ種類の家電の買い替えにあたります。新しいテレビを買うお店には、ブラウン管テレビを引き取る義務があります。

ブラウン管テレビは買ってから年数がたっていることが多く、買ったお店が閉店している場合もあります。廃業したお店には引き取りの義務がないので、その場合は市町村の案内を確認するか、自分で指定引取場所に持ち込みます。

ブラウン管テレビのリサイクル料金

大きさの区分

ブラウン管テレビのリサイクル料金は、メーカーと画面の大きさで決まります。15型以下が小、16型以上が大です。画面サイズは、テレビ前面の型番か裏面の定格表示で確認します。分からない場合は、画面の対角線の長さを測り、38cm未満なら小、38cm以上なら大で判断します。

メーカー別の料金

ブラウン管テレビのリサイクル料金(税込、2026年7月1日現在の家電リサイクル券センターの料金表より)
メーカー 小 大
パナソニック(三洋電機を含む) 1,320円 2,420円
TVS REGZA 1,320円 2,420円
LG Electronics Japan 1,320円 2,420円
ハイアール 1,364円 2,464円
ヤマダ電機(ヤマダホールディングス) 1,595円 2,695円
シャープ・ソニー・日立・三菱電機・ゼネラル 1,870円 2,970円
指定法人 3,100円 3,700円

パナソニックのように、ブラウン管テレビと液晶テレビで料金が違うメーカーもあります。ブラウン管テレビの欄で確認してください。

古いメーカーの料金の調べ方

家電リサイクル券センターの料金表では、事業を別の会社に引き継いだメーカーに「承継先をご確認下さい」と書かれています。たとえば2026年7月1日現在の料金表では、東芝映像ソリューションのテレビは「承継先をご確認下さい」とされ、同じコード(114)のTVS REGZAに料金が載っています。製品の時期によって担当の会社が違うことがあるので、料金表の注記を確認しましょう。

料金表に載っていないメーカーや、すでに無くなったメーカーの製品は、「指定法人」の料金(小3,100円・大3,700円)になります。分からない場合は、家電リサイクル券センター(0120-319640、受付9:00〜18:00、日祝休み)に問い合わせられます。

ブラウン管テレビを処分する前の準備

  • メーカー名と画面サイズを控える:本体前面や裏面の表示で確認します。
  • リモコンの電池を抜く:電池は一緒に引き取ってもらえません。
  • 運び出しを考える:ブラウン管テレビは同じ画面サイズの液晶テレビより重いことが多いので、自分で運ぶか、お店に運び出しを頼むかを決めておきます。
  • 自分で解体しない:解体したものや部品だけは引き取りが難しく、安全面でも問題があると経済産業省は呼びかけています。

ブラウン管テレビの処分の注意点

不用品回収業者の中には、許可を持たずに廃棄物を集める業者がいます。経済産業省は、無料回収と言いながら高額を請求されるトラブルや、不法投棄・不適正処理の事例があるとして、市町村の許可や委託が確認できない業者には4品目を渡さないよう呼びかけています。

お店に引き取ってもらったら、家電リサイクル券の控えを受け取ります。控えの「お問合せ管理票番号」を家電リサイクル券センターのホームページに入力すると、メーカーに引き渡されたかを確認できます。

ブラウン管テレビの処分のよくある質問

Q. ビデオデッキ一体型のテレビはどうなりますか?

A. ビデオデッキ(VTR)を内蔵したブラウン管テレビは、テレビとして家電リサイクルの対象です。テープは取り出しておきましょう。

Q. 映らなくなったブラウン管テレビでも同じですか?

A. 壊れていても、解体していなければ同じ方法で処分します。

まとめ

ブラウン管テレビは家電リサイクル法の対象で、粗大ごみには出せません。液晶テレビへの買い替えなら新しく買うお店、買い替えないなら買ったお店、どちらも難しければ市町村の案内か、指定引取場所への持ち込みで処分します。リサイクル料金はメーカーと大きさ(15型以下か16型以上か)で決まり、古いメーカーは承継先や指定法人の料金になる場合があるので、料金表で確認しましょう。

あわせて読みたい

PR当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。掲載内容は広告主から依頼・指示を受けたものではなく、筆者の調査・体験にもとづきます。
タイトルとURLをコピーしました